漆喰は、日本に伝わる伝統的な塗り壁材です。
古来から漆喰は壁材や壁画材として使用されてきました。
漆喰は「防火性」と「耐久性」に優れており、江戸時代には商人の屋敷の土蔵や神社仏閣などに多く使われていました。
自然素材独特の「風合い」と「質感」に加え、主成分である消石灰(水酸化カルシウム)が有する機能により、
「シックハウス症候群」に代表される「ホルムアルデヒド」や悪臭成分を吸着分解し、現在国民病とまでいわれている
アレルギー疾患の原因物質である各種「アレルゲン」や感染症を引き起こす「インフルエンザウィルス」等を吸着し
塗膜内部のアルカリ作用に基づき不活化させます。また、多孔質な塗膜構造から吸放湿性にも優れ室内の温度を調整します。
このことから漆喰は「アレルギー対策リフォーム」に最適な素材といえます。
漆喰はF☆☆☆☆フォースターをはるかに凌ぐテンスター☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆の安全ですぐれた機能をもつ壁材です。
生きた壁ならではのメリットがたくさんあります。
現在の化学素材の塗料にはない、「穏やかで」「やさしい風合い」の漆喰を是非お試しください!
漆喰の殺菌力は高く、院内感染の原因でもあるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)およびその他の細菌である緑膿菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えることができます。
漆喰にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌、バンコマイシン耐性腸球菌、緑膿菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌が接触してから約30分後にはほぼ0.4%以下にまで各ウィルスの量を減少させる効果があることを確認しています。
漆喰の主成分である消石灰には、シックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)や悪臭成分となるホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、TEX芳香族類、硫化水素、メチルメルカプタン、その他を吸着・分解する機能があります。
漆喰にVOC(揮発性有機化合物)やホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、TEX芳香族類、硫化水素、メチルメルカプタンが接触してから約2時間後にはほぼ0.4%以下にまで各ウィルスの量を減少させる効果があることを確認しています。
漆喰は原料が無機物で不燃性です。
江戸時代には延焼を防ぐ為や蔵書などの貴重な財産を守る為に
漆喰を内外装に用いた土蔵がいくつも建てられていました。
漆喰は昨今の社会問題として取り沙汰されている「高病原性鳥インフルエンザH5N1ウィルス」に対して非常に高い抗ウィルス効果を発揮します。
漆喰にウィルスが接触してから30分後には約0.4%以下にまで
ウィルスの量を減少させる効果があることを確認しています。
またインフルエンザウィルス、その他病原性微生物に対しても
抗ウィルス効果を有することを確認しています。
梶原組秘伝の作業工程を最初に行います。
申し訳ありませんが、こちらの工程は
トップシークレットの為、
写真は非公開とさせていただきます。
割れ防止の麻の繊維をほぐします。
漆喰の混和剤の角又(三陸沖の蔵囲い極上品)
を羽釜にいれます。
沸騰しないように煮出します。
水溶液をふるいにくぐらせます。
木棒などで叩きほぐした麻の繊維と併せます。
土佐の塩焼き石灰を少しずつ投入していきます。
固めにあわせます。
次に2枚羽根の攪拌機で良く撹拌します。
手鍬にて餅をつくように押して仕上げて行きます。